息子を亡くした女性・その女性を探す謎の男性

先日発表されたグラミー賞。アコースティックギターの弾き語りのような曲が、ソングオブザイヤー（楽曲賞）に選ばれました。聴いてみると、メロディーは美しいながらもとてもシンプル。でもその歌詞には心が動かされました。

この曲は、実話を元にして作詞作曲されました。 歌詞に登場するのは、オリビア・ザンドさんという人物。事故で子供を亡くした母親で、後悔の中で生きています。

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If I hadn't looked away,

My boy might still be with me now,  

He'd be 25 today

私が目をそらさなかったら

息子は今も私と一緒にいたかもしれません

彼は今日、２５歳の誕生日でした

「ジャスト・ライク・ザット」歌詞から引用　※和訳：福島

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歌詞には、オリビアさんを探す謎の男性が登場します。その男は、オリビアさんの家のブロックを１周した後、ドアをノックします。家に入ったその男性は、オリビアさんにこう告げます。

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I've spent years just trying to find you 

So I could finally let you know

It was your son's heart that saved me

And a life you gave us both 

私はあなたのことを　何年も探していました

そしてついに　あなたに知らせることができました

あなたの息子さんの心臓が　私を救ってくれました

あなたが私たち（息子さんと男性）の両方に命をくれました

「ジャスト・ライク・ザット」歌詞から引用　※和訳：福島

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男性は、オリビアさんの息子から心臓提供を受けた人物でした。オリビアさんは彼の胸に頭を置き、息子さんと再会しました。

●ボニー・レイット「ジャスト・ライク・ザット」