洞窟観音でみるべきモノ
洞窟観音(群馬県高崎市)に行ってきました。気温35度にせまる晴天の日。洞窟の中に入ると とても静かでひんやりとしていました。
進んでいくと、洞窟の空間に鎮座する観音様たち。聖観音・千手観音・11面観音、竜頭観音、岩戸観音・・・39体の観音様と会うことができました。
洞窟観音は、大正~昭和にかけて約50年の月日をかけて作られました。創設者の山田徳蔵氏は「財を私せず」の精神で、人々にご利益があるようにと洞窟を掘り進めました。
なぜ洞窟の中に観音様を安置したのか? 後世まで安全に観音様を残すためには、洞窟の中が安全だと考えたそうです。
戦争の時代を生き抜いた知恵・・・実際に戦時中は高崎市民の防空壕の役割も果たしたそうです。山田徳蔵氏が亡くなって今年で60年。洞窟の観音様たちは、山田氏のご子孫と洞窟によって今でも守られています。
もしかしたら洞窟観音で見るべきモノは、観音様ではないのかもしれません。人々のためにと私財を投じた先人の魂を感じる場所なのかもしれません。









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